通信手順 Communication procedure

標準通信プロトコル

JFT/Liteは、IPネットワークにおける国内標準である「全銀協標準通信プロトコル-TCP/IP手順」を採用しています。全銀TCP/IP手順を採用することにより、様々なメリットを享受できます。

集配信機能 Function of concentrator and delivery

  • 起動方向・転送方向指定

    セッションの接続起動方向と、ファイルの転送方向の組み合わせにより、4つの集配信処理パターンをサポートします。

    • ● 当方起動配信
    • ● 当方起動集信
    • ● 相手起動配信
    • ● 相手起動集信
  • 起動タイミング指定

    即時起動による集配信

    JFT/Liteでは、基本的にファイル登録が完了した時点で即時に集配信を行います。
    なお、待ち状態で集配信登録を行い、コマンドで起動をかけることも可能です。

    • ※JFT/Serverが備える時刻指定スケジューリング機能はありません。
    • ※当方起動では、配信ファイルや集信指示の登録後、即時に通信が行われます。
    • ※相手起動では、ファイルが登録されている状態であれば、相手からの集配信要求を受信した時点で通信を行います。
  • ファイルフォーマット対応

    任意のファイルフォーマットに 対応可能です。

    JFT/Liteでは「全銀協標準通信プロトコル-TCP/IP手順」を標準プロトコルとして採用しているので、テキストデータだけでなくバイナリデータなど、任意のデータを伝送することが可能です。

    • ※集配信ファイルは、特殊なフォーマットで用意する必要はありません。
  • 自動リトライ

    当方起動の集配信中に通信障害が発生した場合、自動的にファイルを再送します。
    再送に関する設定(リトライ回数、インターバル時間)は、宛先毎に行うことができます。
    また、第2接続先アドレスが設定可能で、JFT/Lite提供コマンドを使用することにより、外部アプリケーションから接続先を切り替えることが可能です。

  • マルチ宛先/
    マルチファイル転送

    マルチ宛先/マルチファイルによる集配信登録機能を利用することにより、柔軟でかつ利便性の高いファイル転送を実現できます。

    ● マルチ宛先選択
    JFT/Liteの管理画面から、複数の宛先を選択して同一ファイルの集配信登録を行うことができます。
    ● マルチファイル選択
    JFT/Liteの管理画面から、複数のファイルを選択して同一宛先に対する集配信登録を行うことができます。
  • 自動クリーンナップ

    JFT/Liteの管理画面から、保存期間を経過した不要ファイルやログなどのクリーンナップを指示することができます。
    保存期間は、システム情報として設定することができます。

  • 同時接続

    JFT/Liteは、設定により、最大4セッションまでの同時通信が可能です。
    なお、設定可能な宛先数の制限は特にありません。

運用画面 Operation screen

運用システム構成

サーバ + GUIの2プロセス構成
JFT/Liteは、通信処理を行う通信サーバプログラム(JcServer)と、システム管理を行うためのGUIプログラム(JcMonitor)によって構成されています。 集配信登録や状況・ログ照会、各種情報の設定などはJcMonitorを使用して行います。 なお、通信処理を行う上ではJcMonitorを起動しておく必要はありませんので、バックグラウンドで通信や後続連携処理を行うことが可能です。

集配信ファイル管理

わかりやすいインタフェースと優れた操作性により、集配信の管理を非常に簡単に行うことができます。また、その機能も豊富です。

集配信登録
機能名 説明
集配信登録 宛先、ファイル、起動方向(発信/着信)を
選択し登録できます。
マルチ宛先登録 複数の宛先を選択して集配信登録ができます。
マルチファイル
登録
複数のファイルを選択して集配信登録ができます。
ステータス更新 集配信ファイルのステータスを更新します。
ex) 完了ファイルの再送、失敗ファイルの再起動等
ファイル
一時停止/解除
登録ファイルを一時的に無効、および解除します。
削除 登録ファイルを削除します。
通信制御
機能名 説明
着信制御 着信サービスの停止/開始を制御します。
通信中断 通信中のセッションを強制的に中断します。
情報メンテナンス
機能名 説明
宛先/宛先
グループ
宛先情報や宛先グループ情報のメンテナンスをします。
ex) センタコード、全銀パスワード、
MAXリトライ回数等
ファイル情報 ファイル属性情報のメンテナンスをします。
ex) プロトコル上ファイル名、ファイルアクセスキー等
システム情報 システム情報をメンテナンスします。 ex) 無通信監視タイマ値、ファイル管理保管日数、 ログファイル保管日数等
状況照会
機能名 説明
集配信状況照会 集配信や、後続JOBの実行状況をリアルタイムに
照会します。
ログ照会 過去の集配信ログを照会します。
ログコンソール コンソール画面へリアルタイムログを表示します。

システム運用管理

リモートメンテナンス機能
JFT/Liteは、多数の拠点に分散して導入されるケースが多いため、アップデートモジュールのリモート配布機能や、リモートメンテナンス機能を搭載しています。
システム管理
機能名 説明
リモートメンテナンス プログラムのアップデート等リモートからメンテナンスを行う機能です。
複数端末のバージョンの統一や定義ファイル/管理情報を
同一にすることができます。

アプリケーション連携 Application collaboration

後続JOB起動

JFT/Liteでは、通信完了後に任意のJOB(プログラム、バッチ等)を起動することができます。
これにより、外部のアプリケーションとの連携が実現します。
JOB起動のタイミングや、通信結果による起動JOBの切り分けなど、詳細な設定を行うことができます。

機能名 説明
宛先単位設定 宛先単位で、起動するJOBを指定できます。
JOBは、セッション終了後に起動されます。
ファイル単位設定 ファイル単位で、起動するJOBを指定できます。JOBは、ファイル転送
終了後、またはセッション終了後に起動されます。(選択設定可)

複数のJOBを組み合わせて設定することにより、柔軟な連携を行うことができます。
また、起動JOBは、通信結果(正常終了/異常終了)ごとに別のJOBを設定することができます。

コマンドインターフェース

JFT/Liteが提供するコマンドプログラムを利用することにより、コマンドプロンプトや外部アプリケーションからJFT/Liteに対して指示できます。

  • JFT/Liteの起動/停止
  • 集配信登録
  • ファイルステータス更新
  • ファイルステータス照会
  • ファイル削除/一時停止、解除
  • ファイル転送中断
  • クリーンナップ
  • 接続先IP切替..... etc.

稼働環境 Environment

  • プラットフォーム
    • Windows(32ビット) VISTA/2008/7/8/8.1
    • Windows(64ビット) VISTA/2008/2008 R2/7/2012/8/8.1
    • RedHat Enterprise Linux 5.5+/6.x

    ※Itanium環境はサポート対象外となります。

  • ハードスペック
    • CPU 300MHz以上(推奨:800MHz以上)
    • メモリ 64MB以上(推奨:128MB以上)
    • ハードディスク 200MB以上(インストール時)

    ※転送データ、管理情報の領域は上記に含みません。

  • その他周辺機器
    • ネットワークに応じたネットワーク機器が必要になります。
  • クラスタ製品
    • Microsoft Cluster Server
    • VERITAS Cluster Server

    ※動作確認済みの製品一覧(アルファベット順)です。