通信手順 Communication procedure

JFT/Serverの通信手順をご紹介いたします。

全銀手順 全国銀行協会策定の通信手順です。通信制御にはBSC手順を使用しています。
全銀TCP/IP手順 全国銀行協会策定の通信手順です。BSC手順の代わりにTCP/IP手順を使用しています。拡張Z手順にも対応しています。
JCA手順 日本チェーンストア協会策定の通信手順です。
FTP手順 ファイル転送用プロトコルとして広く一般的に利用されている通信手順です。
FTPS手順 FTP手順で送受信するデータをSSLまたはTLSで暗号化した通信手順です。
EDIINT AS2手順 欧米で広く利用されているインターネット利用を想定した国際的な通信手段です。
WebEDI機能 ファイル転送型のWebEDI機能です。インターネット環境でブラウザを利用したデータ交換ができます。
HULFT連携 セゾン情報システムズ社製「HULFT」と連携することができます。HULFTでの通信をJFTがサポートする他の通信手順と同様に管理/運用することができます。

集配信機能 Function of concentrator and delivery

起動方向・転送方向指定 JFTには一般的なFTPの機能に加えて、集配信機能が追加されています。FTP手順による自動運用を考慮する場合には、集配信機能の仕様策定や開発を行う必要が出てきます。FTP集配信機能を標準装備したJFTを導入すれば、FTP手順の導入を早期に実現することができます。
・センター起動配信/集信
・端末起動配信/集信
※JFT/Server側をセンターとした場合
起動タイミング指定 JFTには一般的なFTPの機能に加えて、集配信機能が追加されています。FTP手順による自動運用を考慮する場合には、集配信機能の仕様策定や開発を行う必要が出てきます。FTP集配信機能を標準装備したJFTを導入すれば、FTP手順の導入を早期に実現することができます。
・即時起動
・時刻起動
・待ち合わせ起動
※センター起動では、指定された起動日時に、JFTのスケジューリング機能を利用して自動的に起動をします。
※端末起動配信時刻起動で配信登録した場合、指定された起動日時まで配信を保留します。
 起動日時前に相手側から接続を受けてもファイル無しとします。
ファイルフォーマット
対応
任意のファイルフォーマットに対応可能です。
JFTでは通信プロトコルに「全銀協標準通信プロトコル-TCP/IP手順」を標準プロトコルとして採用しているので、テキストデータだけでなくバイナリデータなど、任意のデータを伝送することが可能です。

※集配信ファイルは、特殊なフォーマットで用意する必要はありません。
自動リトライ センター起動の集配信中に通信障害が発生した場合、自動的にファイルを再送します。再送に関する設定(リトライ回数、インターバル時間)は、宛先毎に行えます。
また、第2接続先を設定することにより、接続エラー時のラウンドロビンによる接続先自動切替も可能です。
自動クリーンナップ 不要なファイルを自動的に削除することができます。
一定期間を経過したファイルは自動的に削除します。期間の設定は、ファイルの種類毎、また、処理済み(転送済み)ファイルと未処理(エラー、繰越)ファイルで別々に設定ができます。
同時接続
■契約時に設定する範囲内での同時接続が可能です。
基本的にJFT/Serverでは、同時に通信可能なセッション/回線数に制限はありません。
しかし、稼働するマシンのスペック(CPU数/クロック数、メモリ量)や、ネットワーク速度、データ量によって上限が設定されます。導入の際には、システム要件に合わせたサイジングのご提案をさせていただきます。
■最大同時接続数について
・JFT/Serverは最大同時接続セッション/回線数によりパッケージ基本価格が設定されています。
・最大同時接続セッション/回線数は、JFT/Serverのインストール時に契約に基づき弊社が設定させていただきます。
・設定された最大同時接続セッション/回線数を越えての通信はできません。
集信マージ・締め 集信したファイルを一つにまとめる集信マージ機能、一定の条件でまとめたファイルを後続業務に連携する締め機能があります。集信マージ・締めはJFTの業務単位で行われます。

■集信マージ
集信マージは、相手先から集信したファイルを1つのファイルにまとめる機能です。
■締め機能
集信マージされたファイルは、締めにより一旦終結され、後続業務に連携されます。 後続業務への連携は、通常の業務連携機能と同様、設定されたアプリケーションの起動により行われます。 締め後に集信されたデータは、次の締め時に連携されるファイルへマージされます。 例えば、発注業務における発注データの集信で、集信マージ・締め機能を利用すると、発注データを一定単位毎にまとめて処理することが可能になります。
■締め機能
■締め方式
・指定時刻締め スケジュール機能を併用することにより、指定日/指定時刻に締め処理を行います。 ・一定量締め マージするファイル数を設定し、そのファイル数をマージしたタイミングで締め処理を行います。 ・強制締め 運用管理画面からの指示により締め処理を行います。

※いずれの方式も、1日内の締め回数の制限はありません。
配信マージ
■物理マージ
同一宛先・同一ファイルの配信ファイルをまとめることができます。 配信マージオプションは、同一宛先、および同一種類のファイルの配信ファイルを、配信前に物理的に1ファイルにマージする機能です。不定期に発生する配信データを、宛先/ファイル種類毎にまとめて一括して配信する場合に利用します。
■論理マージ(端末起動)
端末からの配信要求を受信した時点で、起動時刻を経過した複数の未配信のファイルを、1セッションで1ファイルとして配信する機能です。
集信指示統合 不定期に発生するセンター起動集信の指示を、宛先/ファイル種類毎にまとめて一括して集信する機能です。
通信相手先の運用負荷、通信コスト、センター側の処理負荷を軽減することが出来ます。
同報配信・同報集信 複数宛先への同一データ一斉配信や、複数宛先からの一括集信が可能です。

■同報配信
同報配信は、ある1つの配信データを複数の宛先に一斉に配信する機能です。同じファイルを複数の宛先に配信する場合に有効です。
■同報集信
同報集信は、複数の宛先に対して同一種類のファイルを一括してセンター起動集信する機能です。
■端末グルーピング機能
宛先端末グループを設定することにより、端末グループ指定での集配信登録を行うことができます。 端末グループ指定での集配信は、グループ内の全ての端末に対する同報配信/同報集信を意味します。
スケジュール機能 定例的に行う集配信や業務、端末制御をあらかじめスケジュール登録することができます。

■スケジュール対象業務
・集配信スケジュール(センター起動集信、センター起動配信※)
・業務開始/停止スケジュール
・端末開始/停止スケジュール
・全銀サイクル管理日替わりスケジュール
・集信締め時刻スケジュール
※待ち合わせ登録と併用。
■スケジュールパターン
・毎日
・毎週/指定曜日
・毎月/指定日
カレンダー設定
スケジュール機能の1つに、カレンダー機能があります。相手先(宛先端末)に対してカレンダー情報を設定することにより、相手先の営業日や営業時間を定義できます。
営業時間外は、その相手先に対する集配信は抑止されます。
データ暗号化ツール データ暗号化ツールは、AES(Advanced Encryption Standard)アルゴリズムを使用したファイルの暗号化、および復号化を行うツールです。128ビットの共通鍵を使用します。
コマンドラインインタフェース、またはAPIとして使用することが可能です。

■AES
AESは、DESに代わる次世代の暗号標準技術であり、128、192、256ビットの暗号鍵に対応していて、解読されにくく、強固な安全性を持つ暗号化方式です。通信機器にも幅広く利用されています。
■データ暗号化ツール
使用例
データ伝送において、送信側にて暗号化、受信側にて復号化を行うことにより、伝送中データの守秘性を保つことができます。送信側、受信側ともに本ツールを導入する必要があります。

アプリケーション連携 Application Collaboration

集配信完了連携 JFTによる集配信完了後の他のアプリケーションへの連携は、業務単位で設定されたジョブチェインを起動することにより行います。ジョブチェインとは、集配信後の業務で複数の処理を続けて実行できる機能で、ジョブチェインで起動できる処理単位を「ジョブ」といい、様々な処理パターンを用意しています。
集配信登録連携 ・データファイルと制御ファイルによる登録
 データファイルと制御ファイルを所定のフォルダに格納することで登録します。
 制御ファイルには集配信宛先やファイル種類など集配信に必要な情報を指定します。
 所定のフォルダを常に監視しているので、ファイルの投入を検知した時点で自動的に登録処理が行われます。
・コマンド実行
 コマンド実行することで集配信登録します。
 パラメータに集配信宛先やファイル種類など集配信に必要な情報を指定します。
データベース連携 DBに4つのテーブルを用意し、JFTと業務アプリケーションの連携を行います。
業務アプリケーションはそれらのテーブルにアクセスすることによって、配信登録や集信データの取得を行います。
一方、JFTでは、業務アプリケーションが登録した配信データから抽出して配信登録、集信データ格納を行います。
ファイル分割登録 複数の宛先に、異なるデータを配信する場合に、1つのファイルにまとめて1回の指示で登録をし、JFTで分割して宛先ごとに振り分けて登録する機能です。分割後のファイルは通常のファイルと同等の運用管理が可能です。
集信ファイル転送 集信したファイルを、集信した時点で別の宛先にそのまま転送する機能です。